秋田市山王二丁目のビル群の中に、突然、朱色の鳥居が現れることがあります。
今回な、こんな不思議な体験が出来る神社の紹介をしたいと思います。
本当にビルとビルの細い隙間に、小さな鳥居と小さな社殿が見えます。
ピカピカの御影石に、お狐様が象られています。
像ではなく、このような形になっているのは初めて見ました!
狐の奥には、鳥居と社殿。
朱鳥居と、狐と言えば稲荷神社ですね。
社殿は、昭和の雰囲気を感じられます。
華美では無いですが、日常的に利用される感じがします。
そんななかでも、龍や虎の彫り物は中々立派なものがあります。
神社には、名前や由緒が書かれたものがありませんでしたが、狐の裏には「昭和55年9月 花立町町内会一同 建立」の文字が刻まれています。
現在、花立町は山王二丁目の名前になっているようですが、変わった年は昭和41年4月のようです。
という事は、住所表示が変わった後もしばらくは花立町町内会が名前だけでも残っていたという事でしょうか。
こんなちょっとした事でも歴史を感じられる神社は面白いですね~。