湯沢中央公園の前にあった地図で気になった、湯原・常陸稲荷神社に来てみました。
実際に訪れると、立派な鳥居があり期待が持てそうな雰囲気です。
鳥居の横には、何故かお堂があります。
三十三観音だそうです。
中には入ることが出来ませんが、格子から中を見ることが出来ます。
一の鳥居をくぐるった辺りは日当たりが良いのですが、二の鳥居の辺りでうっそうとした感じになって来ます。
二の鳥居の辺りで、由来が書かれています。
約400年前に秋田へやってきた佐竹家が、自身が信仰していた稲荷神社と、地元で信仰されていた湯原神社を合祭して生まれたのがこちらの神社のようです。
二の鳥居の辺りには沢山の祠や石碑が置かれています。
足元が悪いので、近づくのは断念しました。
三の鳥居でしょうか。
色が落ちてしまっています。
階段の前には石鳥居があります。
先ほど、二の鳥居でしょうか、と疑問形だったのは、豪雪被害で鳥居が破壊されてしまっていたからです。
その名残りの鳥居跡が道端に置かれていました。
最後の鳥居前です。
左右には、楼門か、金剛力士像か何か置かれていたであろう場所がありますが、壊れてしまっています。
何であったも勿体ないですね。
最後の鳥居の脇にはお狐様がいます。
鋭い目つきで、邪を寄せ付けない雰囲気を持っています。
そして、社殿です。
社殿の周りには多くの石碑があります。
ツクヨミの物が多いですが、月や死後の世界を司っていると言う神が多く見られる事に何か意味があるのでしょうか。
社殿は華美さは無いですが、手入れはしっかりされている感じです。
紋は、佐竹家のものではなさそうですが、神社独自のものでしょうか。
こちらは末社です。
以上で、湯原・常陸稲荷神社の紹介を終わります。
歴史も深く、立派な敷地もある神社でした。
それだけに、色々と老朽化や手入れの大変さが心配な場所だと感じました。
この神社がこれからもあり続けることを願っています。
今回で、湯沢の神社巡りは終わると思います。
次回は、また別の場所でお会いしましょう。