前回訪れた唐松神社の敷地には、天日宮という別の社殿があります。
今回はこちらを紹介して行きたいと思います。
樹齢300年の杉林の間から少し出ると、鳥居のような柱に縄が絞められらたものがあります。
これは何と呼べば良いんでしょう?
縄をくぐるとすぐに、展開したての美しいモミジの葉っぱが見られました。
紅葉の時期だけでなく、新緑の時期にも美しい姿をみられるのは良いですね。
この分だと、紅葉もさぞ美しいんだろうな~。
そして、池の上の石垣に神社が置かれています。
こちらが、唐松山天日宮です。
地面は大小さまざまな丸石と鯉の泳ぐ池…、杉林の暗がりから一気に明るい場所に出たからか世界が変わったという感じが凄いです。
大量の石垣は奉納された天然石から作られたそうです。
こちらの神社は天日宮の名の通り、太陽に関する神社のようでそれを表すかのように真ん丸な池とその石垣が美しく輝いています。
小さな池ですが、水流が作られていて沢山の鯉が泳いでいます。
社殿は、伊勢神宮を代表する神明造のような形をしています。
神額には天日宮の名前が書かれています。
社殿の裏へと回って行くと事もでき、石垣と池の丸さを感じることが出来ます。
社殿の裏の屋根が一部欠いているんですが、何か理由がありそうです。
社殿の真後ろには、石碑と抱き石が置かれています。
縁結びや安産、子宝などのご利益があるもののようです。
詳細な作法は、社務所にお尋ねになられると良さそうです。
社殿から敷地を見ると、より一層異世界感が感じられますね。
神社とは別の池には、石碑のようなお墓のような石が置かれていました。
いずれにしても、よく見るの光景ではないですよね。
そんな光景を堪能していると飛行機が飛んできました。
ああ、ここは秋田空港に近いんだなと急に現実に引き戻されました。
秋田市内から一時間もかからずに味わえる異世界体験、是非一度訪れてみては如何でしょうか。