秋田市上北手の文化交流施設の遊学舎に、歴史を感じる邸宅があります。
現在は昭和館と言う名前ですが、以前は大曲の大地主の家だったようです。
今回は、こちらの昭和館を紹介して行きたいと思います。
駐車場からの入り口を入ると、客室まで一直線になっています。
昭和館の概要が書かれています。
以前はもっと大きい家だったようですが、移築の際に削られた部分があるようです。
こちらの昭和館は、2003年に登録有形文化財になっています。
客間は二部屋続きになっています。
ふすまを外すと部屋が広くなるのは、旧家ならではでしょうか。
客間に接する廊下も雰囲気があります。
どこか昭和と言うか、大正のような感じも受けます。
作られたのが昭和9年だったので、まだまだ大正の色が濃かったのかもしれません。
土間には台所があります。
臼と杵もありますが、使えるのかな…?
それでは二階に上がって行きます。
二階は、光がたっぷり入って来てこの時期は気持ちいいですね。
窓の外は、銅板葺の屋根が見えます。
これも特徴的なもののようです。
二階は、大部屋をふすまで区切って三部屋にしているようです。
こちらも光が入って来て気持ちいです。
下に戻って来て、昭和館には土間が併設されています。
こちらも主屋とは別に、登録有形文化財になっています。
現在では、研修室として利用されているようです。
昭和館は、経験したことはないほどの歴史があるはずですが何故かノスタルジーを感じてしまいます。
大正昭和と歴史好きな方も、私のように歴史が苦手な方も、是非一度訪れてみては如何でしょうか。