前回、美郷町のにぼすけでラーメンを頂いたんですが、折角県南へ来たのですから普段あまり来れない神社へ来てみました。
今回は、横手市にある金沢柵跡に作られた金澤八幡宮を紹介したいと思います。
階段前の入り口には、1062年頃にこの地で起こった、後三年の役と金沢柵についての歴史が書かれています。
階段は結構急で、この時期は足場が悪くなるので行くのはお勧めできないと思います。
階段を昇ると、スギの巨木の道になっています。
天気が良い時は凄く気持ちいい通りです。
道の先には、ブルーシートがありますが…
ここは、かつて樹齢900年の兜杉があった場所です。
現在は切り株も朽ちてきていますが、近くの兜石には源義家が兜を埋めた由緒ある場所です。
こちらは義光が祀られた兜八幡です、が冬囲いがされていて中の様子は分かりませんでした。
これらを通り過ぎるとまた階段があります。
この階段も登り切ると、やっと金澤八幡宮が見えてきます。
右手側には手水舎があります。
引用も出来るそうですが、このご時世ですし遠慮させていただきました。
社務所もすっかり冬囲いがされていて、人の気配はありませんでした。
少し進むと、青銅製の神馬があります。
1936年に作られたもので、歴史があるものです。
そして、こちらが社殿です。
冬囲いがされていて普段の様子は分かりませんが、これはこれで貴重な光景です。
ご神紋は笹リンドウでしょうか。
隣の扇に月は、佐竹家とのつながりを感じさせます。
社殿の中はこんな感じです。
薄暗くてピンボケになってしまいました。
神額には、ちょっと難しい言葉が書かれています。
どんな意味なんだろう…
賽銭箱にも笹リンドウが描かれています。
やはりこちらがご神紋なんでしょうね。
彫刻はかなり複雑な形をしています。
山を登ってお参りをして来たら日が傾いてきました。
この時期は日が沈むのが早いので、早めに下山した方が良さそうですね。