前回は、にかほ市の獅子ヶ鼻湿原にある鳥海マリモまで見て来ました。
ここが今回の最高の納涼スポットでしたね(笑)
今回は、ルートを一周して出つぼまで行きたいと思います。
正直、今回通ったルートは足場が悪い登山コースなのでお勧め出来ません。
スポットを見て行くだけなら、鳥海マリモ群生地から引き返して分岐点に戻り、出つぼへ向かった方が楽です。
しかし、この時はそんなことは知らなかったのでどうせならと同じ道を通らない一周コースを進んで行ってしました…。
水路沿いを歩いて行くと、道はどんどんとうっそうとして行きます。
水路沿いには、リンドウが自生していました。
由利本荘市の鳥海リンドウは自生するリンドウを改良したものだそうなので、その大本のリンドウなのでしょうか。
そんな事を思いながら歩いて行くと、川幅はだんだん広くなって行き…
堰?が見えてきます。
中々歴史を感じる施設ですね。
それにしても、こんな山の中に物資を運ぶだけででも大変だったでしょうね。
岩股川へと流れていきます。
それにしても凄い透明度です、川底がはっきり見えますね。
石柱には、「二級河川 岩股川 上流端」と書かれています。
岩股川の始まりはここら辺なのでしょうか。
ここら辺は整備が行き届いていますね。
水深が3mもありますが、底まで見える透明度は凄いですね。
導水路は途中で地下に入って行きます。
ここまで東北電力が管理していたからか、歩きやすく整備されていました。
まっすぐは通行止めです。
ですので、横にある階段からまた林の中に入って行きましょう。
豊富で美しい水が湛えられた森だからか、水源涵養保安林に指定されていますね。
とここから足元が悪くなって、木道が無くなって行き、段差が増えて、岩に手を付きながら歩く登山道のような道になって行きます。
そんな道を20分近く歩いて行ったものですから、疲れやこの道が合っているのか不安から写真を撮っていませんでした。
↓の写真は、そんな不安の中で木道を発見して喜びのあまり撮影したところです(笑)
本当に、自然の中にある人工物って安心するものなんですね~。
順路の看板がありましたが、これは反対側を向いていました。
逆側ルートでも、何かしらの案内が欲しかったですね(笑)
出つぼの案内看板が見当たらなかったのですが、柵内の立ち入り禁止の看板が無かったのでこちらの水場なのかなと思って撮影しました。
しかし、ここら辺は流石に水が豊富ですね。
木道がちゃんと橋になっています。
水が豊富過ぎて、木道が冠水している場所もあるのでご注意ください。
周回コースの最期は下り階段になっていました。
そして、何とか分岐点まで戻ってこれました!
一周一時間程度でした、しかし登山っぽい動きをしたので体感はそれ以上に感じました…。
ちょっとベンチに腰を掛けて休憩しましょう…
登山経験の無い人が、難ルートだと気付かないで通ってしまうと最悪遭難する可能性もあるので、もう少し案内をしっかり出した方が良いかもですね。
後はもう来た道を戻るだけです。
体は付かれていますが、行きよりも帰りの時間が短い気がしますね(笑)
そして無事に入口の山小屋まで帰ってこれました。
下山は17時までとの事ですので、時間には余裕を持って行動した方が良さそうですね。
涼みに行ったつもりでしたが、普通に登山をしてしまってかえって暑い思いをしてしまいました(笑)
しかし、他では見られないブナの樹や鳥海マリモなど見ることが出来て貴重な体験が出来ました。
次に来るときは、ちゃんと登山の準備をしてから来ようかなと思います。