前回は、あきた無形民俗文化財万博のプログラム1を紹介しました。
今回はプログラム2のあきたの師匠に出会う旅を紹介して行きたいと思います。
まずは大館市の川口獅子踊りです。
実際に動いている姿は↓の動画をご覧ください。
川口獅子踊りは、雄獅子二匹と雌獅子一匹の併せて三匹で踊られます。
二頭の雄獅子は、雌獅子を巡って争うものとなっています。
獅子が荒々しく踊る事によって清められ、邪気を封じるものと考えられているようです。
途中から奴(やっこ)も加わり、さらに激しさが増して行きます。
幕間では、出演していた大館市立下川沿中学校の生徒のインタビューがありました。
次は、角館町の白岩地区の白岩ささらが行われました。
実際に行われている様子は↓の動画をごらんください。
こちらも川口獅子踊りと同じく、三匹の獅子と奴(やっこ)が踊ります。
白岩ささらと名前があるように、奴がささらを鳴らしながら踊って行きます。
白岩ささらも川口獅子踊りも、佐竹公が水戸から国替えの際に伝えられたもので、水戸系のささらなんだそうです。
ただ、こちらの奴は演技中に扇子で扇ぎながら休憩したりと、人間らしくユーモラスに表現されていました。
これが演者の技量なのか、そういう踊りなのかは分からないかったのですが、ここがとても面白かったです。
非常にユーモラスな奴ですが、いざ立ち上がり演技を開始すると輝きます。
おどけていた姿からは想像も出来ないほどのキレッキレの動きで魅了してくれます。
この落差も、この奴が魅力的に見える理由だと思いました。
続けて、栗田支援学校の生徒さんが加わり踊っていきます。
生徒さんは、自分で作ったお面を付けて出来る範囲精いっぱい踊ってくれました。
幕間では、栗田支援学校の生徒さんもインタビューを受けていました。
楽しく踊りに参加できていたようです。
最後に、能代市の石切ささらが踊られました。
実際に踊られていた様子は↓をご覧ください。
こちらの石切ささらも前二つの踊りと同じく、三匹の獅子で踊るのですが奴(やっこ)の姿は見えませんでした。
こちらの獅子は、服に付けられた白い飾り?をバサバサとさせる動きが独特でした。
獅子踊りが終わると、男衆の踊りが始まります。
扇子で踊ったり…
道具を持ち換えて、派手に踊っていました。
石切ささらが終わると一旦休憩となり、それぞれの踊りの紹介VTRなどが流れました。
プログラム2は、続けてトークショーもありますが長くなりましたので今回はここまでにしたいと思います。
次回はトークショーとプログラム3の様子をお届けしたいと思います。