前回は岩手県花巻市のエーデルワインで工場見学をしてきました。
あさ開は1871年創業の老舗の酒蔵です。
杉玉が緑色で新しいものになっています。
これは新酒が出来た合図だそうです。
見学コースでは、建物の中に入る際にスリッパに履き替えます。
足元が心配な方は注意が必要です。
見学コースの最初に、全国新酒鑑評会での金賞の賞状が観られます。
その後、一気に3階まで登って行きます。
エレベータなどの昇降機は無いので、足元が心配な方は無理をしない方が良さそうです。
登り終わると、昔からの酒造りの説明があります。
麹室(こうじむろ)
蒸米に麹菌を振りかけて、米麹を作ります。
釜場
こちらで蒸米を作ります。
他にもあったのですが、写真が上手く撮れなくて乗せられませんでした。
その後、現代的な酒造りの見学をしていきます。
自動製麹機
コンピューター制御で麹造りをしています。
酒母室
こちらでコンピューター制御で酵母菌を増やしていきます。
発酵タンク室
銀色の円柱がタンクの蓋です。
その下に巨大なタンクが隠れているそうです。
上の発酵タンク室の概念図です。
上の写真で見えていたのは図の左側のオレンジ色より上の部分です。
その下に巨大なタンクがあるのが分かります。
このタンクがあるため、最初に階段を登る必要があったようです。
タンクの部屋には数多くの賞状が飾られていました。
以上、この棟では酒造りまで行われています。
次は瓶詰めの見学のため隣の棟へ移動します。
こちらでは小瓶へ清酒を充填しています。
こちらは1,8Lビンです。
こちらはラベル貼り機です。
全体的に小規模で、見学の為にわざわざ動かしてもらっている感じでした。
こんなポスターまでありました。
作中にあさ開のお酒が出ていたようです。
見学が終わったらいよいよこちらの建物で試飲が始まります。
少し長くなりましたので、試飲の話は次回にしたいと思います。