角館の武家屋敷の程近くに、味噌・醤油醸造の老舗である安藤醸造の本店があります。
今回はこちらを訪れてみます。
こちらのお店は明治時代中期に作られたレンガ造りになっています。
当時、度々あった大火から座敷を守るためにレンガ造りの蔵が作られたそうです。
入口の前では井戸水を飲むことが出来ます。
この井戸水は仕込みでも使われている水です。
外は寒くても冷たくなく、マイルドでとても美味しい水でした。
水の神である、龍神が祀られています。
それではお店の中へ行きましょう。
お店には醤油やその加工品など様々な商品が並べられています。
そんな中でも蔵の趣が残されています。
ポン酢も販売されています。
こちらは試食をすることが出来きました。
店内は普通のお店と違って趣があります。
白だしの試飲も出来ます。
薄めただけでとっても美味しいお吸い物になります。
商品が置かれているだけでなく、蔵の中での生活を見ることが出来ます。
お店の奥には、休憩所になっている文庫蔵もあります。
中はテーブルもあって座って休憩できます。
お茶や漬物もあるのでゆっくりと休むことが出来ます。
(休んだらお土産も買って行きましょう(笑))
中にはイベントのポスターや、昔の武家屋敷の地図などもあります。
安藤醸造は国道46号にも大きなお店がありますが、こちらの本店では歴史を感じられる文化財としても側面もあります。
お土産だけでなく、歴史を感じたいという方はこちらの本店を訪れてみてはいかがでしょうか。