そこに祭られている与次郎きつねについての学習会が行われたので参加してきました。
これから謎多き「与次郎きつね伝説」を何回かに分けて、
分かりやすく説明して行きたいと思います。
会場は秋田市中央図書館 明徳館 2階 読書学習室
そもそも、与次郎きつね伝説とは…
・ある時、築城のために老弧が住む場所を失ってしまいました。
・そこでその老弧は、城主に住む場所を願い出、その代わりに飛脚として働くことを約束しました。
・この狐は「与次郎」と呼ばれ、久保田藩~江戸まで往復6日で往復しました。(当時一般的には片道15日でした)
・しかし、与次郎の頑張りによって仕事を無くした飛脚たちの恨みを買い、羽州街道の六田村(山形県東根市)で罠にかかって殺されてしまいました。
・与次郎きつねの無念を知った義信公は祠を作り、その霊を祭ったものが現在では与次郎稲荷神社となっています。
※現在の「正一位與次郎稲荷神社」
もっと詳しい情報を知りたい方は、
Wikipediaや秋田市のホームページをご覧ください。
伝説として伝えられているお話は以上の物なのですが、
伝説上の、しかもキツネのお話が実在の出来事であることなど
ありえるのでしょうか?
次回は、与次郎きつね伝説そのものの信憑性について
少し深く考えて見ようと思います。
( 続 く )