秋田県のにかほ市は、県内では「北限のイチジク」を生産している事で有名です。
そんなにかほ市で、今年の10月5日(土)と6日(日)「いちじくいち」と銘打ったイチジクのイベントが開催されています。
「いちじくいち」の会場はにかほ市の旧上郷小学校です。
会場の小学校にはグラウンドに駐車できるとありましたが、当日早朝までの雨のせいで水が溜まり駐車できませんでした。
そのため、第二駐車場である「にかほ市役所象潟庁舎」へ駐車し、バスによる送迎が行われていました。
この規制は明日も行われる可能性があります。
午前中の送迎バス待ちが30分前後かかっていたので、明日参加される方は注意してください。
会場の旧上郷小学校の校門です。
入口にはババヘラアイスと、花立牧場のソフトクリームが販売されていました。
花立牧場は、イベント限定のジャージーいちじくソフトが販売されていました。
カップ入りで頂きました。
イチジクソフトはイチジクたっぷりでとっても濃厚でした。
イチジクの種のプチプチも堪りません。
会場に入る前から買い食いをしてしまいましたが、入場口から入っていきましょう。
会場は学校そのまま使われていました。
教室の中は時間割などがそのままになっていて、とても懐かしい感じがしました。
各教室には、生イチジクを販売している場所から始まり、イチジクを使った地元のパンや、ドライイチジクなどを販売している乾物屋さん、イチジクグッツを扱った雑貨屋さんなどから、ビンテージ雑貨屋さんや長野県のお店まで、色々なお店がありました。それらのお店を見ているだけでも楽しいです。
校舎を散策して疲れたら、体育館のフードコートへ行ってみましょう。
こちらでは様々なイチジクを使った料理を頂けます。
「いちじくいちをパーラー」さんのブースでは、秋田では珍しい完熟イチジクも食べることが出来ます。
こちらは完熟イチジクとイチジクの甘露煮の盛り合わせです。
完熟イチジクはとっても甘くて柔らかく、美味しかったです。
甘露煮のほうも美味しかったです。正直、私は甘露煮が甘すぎてあまり好きではなかったのですが、こちらの甘露煮は上品な甘さで上等のコンポートといった感じで気に入りました。お土産で欲しいぐらいでしたが、会場での飲食限定になっていて残念でした。
「りすなおみせ」さんのブースでは、いちじくミルクを頂きました。
こちらのお店では、目の前で生のイチジクを調理してシェイクの様にしてくれます。
濃厚なイチジクとミルクが合わさって、とっても濃厚で幸せになれます。
イチジクの種のプチプチ感も良いアクセントになっていて無くなるのが惜しいです。
少しお腹に貯まるものが欲しくなったので、「cafe LA cachette花花」さんのブースで、フランスドックというものを買って見ました。
一見ただのフランスパンですが…
中にはフランクフルトが入っています。
味はマスタード、チーズ、カリーブルストというのがありました。
今回は、聞きなれないカリーブルストにして見ました。
カリーブルストはカレー粉とケチャップでフランクフルトに味を付けたもので、ドイツでは一般的なもののようです。
カレーといってもそんなに辛くなく、ほどよくスパイシーで食欲をそそられていきます。
パリッとしたフランスパンと、ジューシーなフランクフルトと合わさってとても美味しかったです。
体育館ということで、ステージ上にはDJがいて、ミッキーマウスの歌などで会場を盛り上げていました。
ステージ前には顔出しパネルなんてものも。
食べ物以外にも、イチジクのマスコットキャラクターのTシャツやトートバックなどのグッツも販売されていました。
クリアファイルや巾着、メモ帳なんてものもありました。
十分堪能したら、退場口から出て行きましょう。
こちらのイベントは退場時にお気持ちを支払うことになっています。
イベントの運営から学校の整備費にもなるそうなので、イベントの存続に期待して気持ちよく払っていきましょう。