秋田市のミルハスで開演された、「佐渡裕指揮 シエナ・ウインド・オーケストラ演奏会 ブラスの祭典2024」を鑑賞して来ました。
今までオーケストラ感を覆されるぐらい面白かったので、今回はこちらの紹介をして行きたいと思います。
まず、公演予定は14時~16時までになっていましたが開演前に10分程度のプレコンサートが行われました。
楽器が数種類だけの簡単な物でしたが、それでだけでも待ち時間が短く感じてこれからの公演にも期待が高まるものでした。
次に、普通のオーケストラの演奏は当然ですが素晴らしかったですが、それ以上に佐渡裕さんのサービス精神が素晴らしかったです。
演奏の途中では、佐渡裕さんが今年から始めたサックスの独奏なんてものもありました。
さらに、「音楽のおもちゃ箱」ではボディーパーカッションが行われたのですが、途中で観客にも催促が促されて、観客と演者が一体となった演奏会になりとても盛り上がりました。
最後に、ラストのアンコールでは「星条旗よ永遠なれ」が演奏されたのですが、なんと学生などの楽器を持参している観客と一緒に演奏がなされました。
秋田などの地方都市では、プロの演奏家と共演する機会は少ないと思いますのでこれから音楽家を目指す人達にはとてもいい機会になったのではないかと思います。
この演奏会はただ素晴らしい音楽を聴くだけでなく、佐渡裕さんが観客を楽しませたいという思いが凄く伝わるものでした。
今回で三年連続で開催されて、毎回完売になる理由が良く分かります。
また秋田で開催されることがあれば、また参加したいなと思うほどの素晴らしい体験でした。
Akita City
classical concert
Lord of the Ring