秋田市の通町商店街の中心的なお店の、「仕出しのせきや」の敷地内に鰻塚があります。今回は、お店に用事があっても素通りしがちなこちらの塚を見て行きたいと思います。
鰻塚は、お店の入り口の前にあります。
ですが、道路側は菅江真澄の石碑になっています。
しかし、倒れた標柱を直してあげても良さそうなものですが…。
逆側に鰻塚があります。
こちらは、せきやの「鰻をはじめとする魚を取り扱う者として、これらの霊を敬い、供養すること」という理念に基づいて祀られているようです。
隣には、すりこぎ棒が祀られています。
こちらは、「己の身を削っても(すり減らしても)人に尽くし、自己犠牲と献身によるサービス精神を持った商人になること」という理念によって祀られているようです。
お店の利用者は沢山いらっしゃいますので、塚の見学にはご注意ください。
秋田市にも沢山の史跡はありそうですが、情報がまとまっていないのが残念です。
これからも、気付いた範囲で情報をお届けできればなと思います。