日本橋周辺の観光も堪能し、そろそろ電車の時間が近づいてまいりました。その前に、東京旅行最後の観光スポットへ行きたいと思います。それは東京駅です。
※東京駅丸の内口駅舎 北ドーム部
東京駅は、東海道本線や東北本線などの主要幹線の起点となっていて、全国の新幹線網の最大の拠点になっています。
と同時に、丸の内口駅舎は国の重要文化財に指定されており、観光地としての一面もあります。
1914年に開業し、赤レンガ作りとなっています。
日本銀行本店など数多くの重要文化財を設計した、辰野 金吾(たつの きんご)によって設計され、『関東の駅百選』にも認定されています。
中央部。門は閉ざされていました。奥は駅事務室になっているようです。
緩やかなスロープが付いています。
駅舎から道路を振り返ったところ。駅前広場になっていて、ケヤキの木が植えられ、水場と芝生を設けて夏の温度上昇を抑える試みがされています。
皇居へと続く行幸通りとまっすぐ繋がっています。どこまでも続いて行くような、白い大通りの姿は圧巻です。
白い御影石の舗装が、赤レンガの色の駅舎を引き立てています。
1階、2階は保存され、3階は造られた当時の姿に復元されました。
こちらのレンガは、目地が膨らんでいます。現在では珍しく、修復工事を行う業者は鏝(こて)の作製から技術習得まで行ったそうです。
外観を見終わったら、駅舎の中も見てみましょう。
ドームの内側は、美しい彫刻やレリーフで彩られています。
中央の梁の周りに鷲の彫刻があり、その下のアーチの周辺にや花飾りのレリーフや、干支のレリーフが飾られています。
見上げたところ。外からの光に照らされて、本当に綺麗です。
そろそろ電車時間も近づいてきたので、改札の中に向かいましょう。
途中でグランスタによってお土産や、車中のお酒やおつまみを調達したいところです。
グランスタ内に紀ノ国屋があり、ちょっと変わったお酒やおつまみ、お弁当や、紀ノ国屋のジップロック小物なども売っています。
珍しい、ドイツのビールがあったので買ってみました。甘みやコクが強く、苦味が控えめのビールでした。普段はビールが苦手な人もいけるかもしれません。
ビールを飲みながら東京に別れを告げます。東京は見るところが集中している上に数も多くて、短時間でも楽しめますね~。田舎は濃度が薄いので移動していかないといけないのが大変で…。